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2024/05/20 (Mon)
 
週間少年サンデー連載中

最上の命医


本日コミックスの3巻を読んだのでご紹介。
以前に『焼き立てじゃぱん』(だっけ?)を描いていた方が
ジャンル一転して『小児外科医療』を主題に描かれています。
私は看護の道に入ってからちょこちょこと医療系漫画を読むようになったのですが
どれも結構勉強になります。ちゃんと医師の監修が入っているからでしょうね。
もちろん医学は日進月歩、昨日までの原則が今日には非効率的な時代遅れ……なんてこともあるわけですが
それでも読んでて無駄ってことはないです。
教科書持ってるのに漫画で学ぶのもどうかとは思うけど……;

この漫画は命(みこと)という心臓疾患を生まれ持った少年が主人公。
手術により疾患を治療したことで、執刀医に憧れ、自身も医者になろうと決意します。
より進んだ医学と経験を、ということでアメリカで学び、立派な外科医となって日本に帰ってくるところから始まり、
小児外科医療の現状を訴えていく感じです。
ちなみに命は(少年漫画のお約束的に)革新的な手術法を次々と実施し、また成功させる凄腕の若手医師
患者を最優先に考えるという医者なら当たり前な志を真っ直ぐに貫こうとして、病院の経営事情や個人の体面等から
上層部(病院のお偉いさんたち/理事長とか副院長とか)に疎まれています。
所詮医学も金か権力かと思わせるこの辺が現実味ありすぎて泣けてくる。
そりゃ病院だってただじゃやっていけないんだから仕方ない部分もあるけどさ……
「俺より若いあいつが俺より凄腕!? しかも正論ばっか吐きやがってあのガキ!!」って感じの敵役どもが嫌。
医者が足の引っ張り合いすんなや!と思います。
でも確実にあるよなぁ……こういう裏舞台も……(大病院だと特にありそう)
あ、作中では同じような若手凄腕医師や研修医なんかがちゃんと味方についているし
そうしょっちゅうピンチに陥るわけでもないので(だって命は上層部の思惑なんかどーだっていい。患者助けれれば)後味悪いことはありません。
医療関係目指して無くても十分楽しめると思います。

とりあえず、味方医師たちが良い味出してて楽しv

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2008/10/18 (Sat) 漫画 Comment(0)
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